てくてく八幡平(3日目)

朝起きてまずはお風呂。そういやぁこの温泉は上がり湯もシャワーもない。徹底 している。おかげで体中が硫黄くさい。着ている服も硫黄臭くなるんだよなぁ。 目覚めるに従ってお腹がすいてくる。朝ごはん朝ごはん。レストランで朝食。結 構宿泊客がいたのね。いただきまぁす。
ししゃも、玉子焼き、梅肉の紫蘇巻き、昆布巻き、明太子、塩辛、きんぴらゴボ ウ、がんもどきの煮付け、納豆、温泉卵、のり、牛乳、漬物、味噌汁(とうふ、 ふのり)、ご飯。
やっぱり酒のあてのような朝食。少量づつだが品数が多く満腹になる。
ご馳走さまでした。部屋へ戻って荷物を整理する。今回トレッキングはできたの で、後は滝だ、ということで玉川温泉の方にある曾利ノ滝へ行くことに。

宿の清 算を終えてさぁ滝へ。まずは樹海ラインをアスピーテへ向かう。宿を出るときは 曇りがちの空模様だったがアスピーテに近づくにつれて深い霧。蔵王の悪夢再来 か。藤七温泉のあたりでは視界20m程度。路側が良く見えず道から転落しそうで 相当怖い。ゆっくりと走ることで何とか八幡平山頂に到着。こんな霧の中なのに 観光客は結構いるようだ(よく見えない)。

ここからは下りなので何とかなるかと 考えてアスピーテを秋田側へ。やっぱり路側が見えず怖い。さらに下りの方が速 度が出るだけにさらに怖い。そろそろと下る。こんな天気でも何台かの観光バス とすれ違う。左手に見えますのがぁ、みえませんがぁ…ってやるのかなぁ。そろ そろと下り続けて蒸けの湯あたりで霧を抜ける。下界は曇りがちだけどお日様も 見えてるのね。どんどん走って再びビジターセンターへ。昨日ここで曾利ノ滝の 案内を見たのである。そうか徒歩15分かぁ。たいした距離ではない。確認をとっ た後滝へ向かう。

アスピーテを抜けてR341を玉川温泉方面へ。ナビにも曾利ノ滝 は表示されるのでそれを頼りにアプローチ。近くに差し掛かるが駐車場のような ところばかりで看板が見当たらない。どんどん走って案内看板が見えたので停 車。あれぇ、かなり行きすぎ。Uターンして戻る。このあたりかなぁという駐車 スペースに車を止めて辺りを見回すと小さく「曾利ノ滝」の看板。見落としたか。

さて滝へ。入り口からしばらくは緩やかな下りだが、すぐに手をつかなければな らない程の急な下りに。それが延々と続く。途中ロープを伝うところまである。 これで徒歩15分かぁ?と思っていると、その急な下りを15分降りたところに曾利 ノ滝。15分って直登(直降)やん。

高さ20m位で水量も多い結構立派な滝。なんと いっても前回、滝を遠くから眺めるだけだったので、滝壺まで降りられたのが非 常にうれしい。滝のしぶきを全身に浴びて元気になった気分。

さぁこんどは登る ぞぉ。やっぱり滝は登ったところにあるほうがいいなぁ、等と思いつつ、急な坂 道を手を付きながらひたすら登る、登る。ようやく入り口について時間を見ると やはり15分。う〜む、「曾利ノ滝徒歩15分」恐るべし。

車に戻って休憩した後空港へ向かう。帰りは秋田側から。R341を北上、そのまま R103に入るのではなく、R285へ抜ける県道を走る。集落の近所は道が細いもの の、それ以外の部分は道路状態がよく、非常に走りやすい。順調なドライブで R285まで。R285に出たところが往路立ち寄った道の駅。再び道の駅比内へ。今日 は日曜のせいか満杯。おまけに農産物の多くが売り切れていた。だだ茶豆と会社 土産をゲット。人が多いので別の所で昼食にすべく移動。このままR285を行くと 何もないのでR103へ。ふらふらと走りながら昼食の店を物色。広い駐車場のあ る、あまりはやってなさそうなうどん店へ入る。
和風食事処 和(和らぎ)、かしわうどん
蜆、鶏肉、白葱、白菜、椎茸、油揚げ、セリ、うどん。目の前で鉄鍋に出汁を沸 かして自分で料理する。うどんは幅3〜5cmの布状。ホウトウでももっと細い。鶏 肉は比内地鶏なのか味が濃くいやみな匂いもなく美味しい。出汁も美味で最後に ご飯と卵が欲しいくらいだが、うどんだけで十分満腹。
ご馳走様でした。予想外においしい昼食がいただけました。R103→R7を空港方面 へ。空港への分岐を過ぎた辺りにも道の駅があるので、寄ってみるが収穫なし。 で分岐まで戻ってR105へ。この分岐の角のガススタンドが最寄って書いてたよ なぁ。ということで、ガソリンを満タンに。でも、ここから空港まで 10Kmくら いあるんだけど…。人も車も満腹になったところでさて帰ろう。

空港で車を返してチェックイン。手荷物検査も特に問題なく過ぎて登場口へ。 やっぱり小さい空港やなぁ。特に遅れもなく搭乗。離陸の順番待ちなどもなく、 あっという間に離陸。大阪へ。やっぱり飛ぶと寝るの法則で、あっという間に夢 の中へ。

大阪近くで目覚める。いつも見慣れた伊丹への降下。到着も端の方のゲート。手 荷物だけなのですぐに空港を出てリムジンバスへ。通いなれたコースで帰宅。お 疲れ様でした。また歩きにいこう。

2005年09月18日(日)
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関西人なので突っ込んでもらってなんぼです。




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