遊びに行こう

ご馳走さまでした。部屋へ戻って出発の準備。ゆっくりしたいところだが 今回は1泊2日。今度はゆっくりとしたいものだ。清算を済ませて駐車場へ。 ほぉ、こんなに広かったのか。今朝はお天気が良いので蔵王のお釜へ上が ってみることに。峩々温泉分岐までワインディングを登る。分岐点には大 きな駐車場があるじゃない。昨日は霧で全然見えなかったなぁ。今日は、 霧も無く刈田の有料道まで順調に登る。お釜への道路は結構混んでいた。 駐車場へ車を止めてお釜へ。今日は濃い翠のお釜が美しい。お釜の周囲を 馬の背手前までハイキング。山屋さんから日傘にサンダルの女性まで沢山 の人が歩いている。あまり時間がないので馬の背で引き返す。時間が許せ ば峩々温泉までのコースを歩いてみたいものだ。のんびりと歩いて駐車場 まで。今度は峩々温泉とは反対へ下り蔵王坊平へ。昼になったのでスキー 場のレストハウスで昼食。
ご馳走様。ここはスキー場の直ぐ脇が渓谷になっているので、滝を見に行 く。途中、滝壺に降りる道が崩れて通行止め。仕方が無いのでその上にか かる吊橋まで急な坂道を下る。日本の山は植物種が多いなぁ。などといい ながら、吊橋到着。三段の滝を上から眺める。やっぱり滝はしぶきを浴び ながら下から見ないと…とちょっと不満を残しつつも、山と森を歩いたの で、ゆっくりと帰ることに。車に戻り白石蔵王方面へ。峩々温泉分岐を過 ぎてしばらく行くと、駒草平と不帰の滝展望台。ごろごろした石の影に可 憐な駒草が群生している。昔は一面の駒草だったとか。時期もよく沢山の 駒草を見ることが出来た。その先の展望台から不帰の滝も遠望。豪快な滝。 さらに下って不動の滝展望台へ。こちらも深い山の反対側から流れ落ちる 滝。さらにその下の滝見台から、三階の滝と不動の滝を遠望。地図だと三 階の滝の川筋に入れそうに見えたが、実際は無理。川筋に見えたのは山頂 付近から流れ落ちる滝そのものだった。今回は遠くから滝を見るばかりや なぁ。

滝見台から東北道へ。帰路はまっすぐに東北道を目指すので非常に走りや すい道。だけど、車も多くずーっと同じ車の後ろを走っていると眠くなる。 順調に東北自動車道へ。う〜む、中途半端に時間があるなぁ。遠くから滝 を見る一つとして秋保の大滝も見てくるか。ということに。行きに「秋保 にはこのインターで」という看板があったのを思い出して仙台南道へ入る とそのインターは入り口専用。…もっとわかりやすく看板出してよね。次 のインターでUターンして秋保方面へ。遅い車が沢山走っていて、時間的に ぎりぎり。何処で引き返そうかと相談していると、やっと前の遅い車がい なくなる。うーむ本当にぎりぎり。どうしようか、と言いながらガンガン 走ってゆくと(ガンガン走っとるやん)、引き返そうと決めた時間に秋保大 滝に到着。とりあえず見に行くかぁ。ということで、最初の展望台まで駆 け下りて大滝見学。迫力のある滝である。今度ゆっくり来ようと言いなが ら、空港へ引き返す。

ガンガン走って空港方面へ。仙台南道へのインター辺りで渋滞して、少し 焦ったが、順調に空港まで到着。レンタカーを返却してチェックインする と出発の40分前。ちょうどいい時間になった。軽くて数が多くて小さいこ とを基準にお土産を選び(どんな基準や)、航空会社ラウンジへ。日曜の午 後のラウンジは空いているなぁ。そうでもないか、仙台のラウンジってい つ行っても空いてるか。うだうだしていると出発時間に。飛行機に乗り込 んでさぁ離陸。揺れが心地よい。ふぁ〜、おやすみ、ぐぅ。

目が覚めると大阪上空。新御堂、阪神高速を越えて着陸。手荷物だけなの で、まっすぐ出口へ。出たところの蓬莱で夕食。 ご馳走さまでした。リムジンバスに乗り込んで神戸へ。そして無事帰宅。 1泊2日でも結構楽しかった。さぁ、明日からまた出張だから(出張なんか い!!)、洗濯して早よ寝よ。(完)。