NZの森(7) 仔羊と遊ぼう

朝遅めに起床。オレンジとブドウ、スープ、紅茶の朝食。昨日の荷物を整理して 牧場ツアーの荷物を作る。といっても今日はカメラだけ。ツアーまでの時間を街 に出ておみやげ物の物色ですごす。
【写真は、クリックすると少し大きな画像が表示されます。落書きは大きくなりません。】
ミルフォードサウンズやルートバーントラッ クのカレンダーがあったので購入。出発30分前に近くのカバブ屋さんでお昼ご飯 を買い込む。出発は蒸気船でのクルーズ。乗り場へ行くと船に石炭を積み込んで いる所。積み込みが終わるとさぁ乗船。左側通行なので左側の席を確保する。船 中で紅茶を買い込んでお昼ご飯。

ピタロール Lumb Babyサイズ キャロット&グリーンサラダ、マイルドチリ(ホットチリと選択)、ヨーグルトソース(ガーリックソースと選択)
ピタロール チキン Midiumサイズ ポテトサラダ&キャベツ、マイルドチリ、ヨーグルトソース(ポテトサラダのパセリと胡椒がよく効いている)
野菜たっぷりで美味しい。サラダを数種類から2種類選択する。日本でもやってないかなぁ。コストパフォーマンスも抜群。

ご馳走様。船はワカティプ湖を西へ。船内ではエンジンや窯焚きの見学ツアーが あるが、KIWI英語の上エンジン音が煩くて聞こえないのでパス。ラウンジでおじ さんがピアノの生演奏をしている。隅田川だの故郷だのも弾いてたので日本人が 如何に多いかが伺える。40分位でWalter Peek牧場に到着。牧羊犬とRealJurneyの 係のねーちゃんがお出迎え。蒸気船クルーズだけの人は下船不可、BBQランチの 人は下船後おねーちゃんが誘導、牧場見学の人は牧羊犬について広場に集合する。

バイソンと仔羊 おじさんがやって来て牧場見学開始。まずは概要と牧場の歴史を説明するがヤッ パリよくわからない。続いて柵越しに羊と鹿に餌をやる。牧羊犬が盛んに鹿を威 嚇するが、鹿の方も威嚇し返す。仲が悪いらしい。おじさんに注意されても延々 と喧嘩をしていた。次はバイソン。むちゃくちゃでっかい。一番小さな子供でも 親羊位はある。でも優しい目をしていて、おとなしい。その横が生まれたての子 羊。母羊を失ったといってた。ちょっと大きめの黒羊とちびっ子の白羊がチョロ チョロ動き回っている。むちゃくちゃかわいい。ぬいぐるみみたい。触わると暖 かいが、手触りはウール(当たり前や)でやっぱりぬいぐるみみたい。おじさんは バイソンの説明を熱心にしていたが、子羊と遊んで過ごす。

黒い羊と白い羊 ここで場所を牧場から庭に移動。1910年代の建物、60年代の建物。96年に新しく 建てた建物の説明。そして新しい建物に入ってアフタヌーンティー。アフタヌ ーンティーは紅茶とコーヒー、クッキー、チーズトースト(?)、レーズンのケー キ。お茶をしてホッと一息。ヤッパリ子羊がかわいかったと言うことで、もう一 度子羊と遊びに行くことに。係りのねーちゃんを捕まえて交渉。15分位したら、 子羊の柵の側を通って移動するからそのときに合流することで合意。

再び子羊と戯れる。黒いのは餌をやっても上手に食べられない。めーめー鳴いて ばかり。どんくさいやっちゃ。白いのはおっとりして、体格的には負けているけ どまだ上手に食べるしほとんど鳴かない。う〜む、かわいい。そうこうしてるう ちに、建物から人々が出てくるので合流。次は牧羊犬のショー。おじさんの笛 と声で、上手に羊を集めて連れてくる。羊は1匹になりたくない性質があるので 上手くいくそうである。集まった羊は集団の中のほうへ行こう行こうとするので ぐるぐる。嫌な講義をうける学生さんみたいである。集めた羊を追い返して牧羊 犬のお仕事完了。上手に柵を抜けておじさんの側まで戻ってきて休憩。賢いやっ ちゃ。その間に、おじさんは餌付けされた(?)羊を呼び集めて羊の種類を説明。 黒羊がまだ小さくて周りの羊についていけずおろおろするのがかわいらしかった。

毛刈り中の羊 次は、おじさんによる、羊の毛刈りショー。暴れる羊の首を捕まえて一気に仰向 けにする。後はおじさんに毛刈りされるだけ。手際よく丸一頭を刈ってゆく。お じさんは延々説明しながら。手馴れたものである。毛刈りは羊の健康にも良いん だといってたが、こんな寒い天候でもそーなのか?すっかり短毛になった羊は なんだか寒そうだった。刈り取った毛を触ると油がべっとり。これで雨をはじく らしい。この毛を何度も洗って羊毛として使うそうである。毛刈りショーが終わ るとおみやげ物屋がオープン。羊毛紡ぎの実演もやっている。特に欲しいものが ないので、みたび子羊と戯れに行く。

働く犬 やっぱりかわいい。手は餌じゃないよ。噛まれても痛くないけど。一応歯は生え ていて、草も食べるようだけど顎の力は弱い。母親の乳首と間違ってるのかな。 戯れていると帰りの船がやってくる。今度は別の牧羊犬がお出迎え。ツアーで 働いてた奴はお見送り。良く出来たシステムである。おじさんは働きっぱなし だけど。さて乗船。帰りも左側の席を確保。牧羊犬に見送られて出発。結構楽し かった。船内ではピアノ引きのおじさんが歌詞カードを配っている。一緒に歌 おうということらしい。歌詞をみても2〜3曲しかわからない。おじさんが歌い だす。周囲の外国人も歌いだす。知らんなぁ。と思ったら知ってる曲がどんどん 出てくる。童謡系は日本語のタイトルと歌詞で覚えてるから知らんのか。故郷 やスキヤキソングなんかも織り交ぜて、おじさんは40分間歌いまくり。最後の 曲が蛍の光だった。原題はこんなんなのね。おじさん行きもピアノを弾きっぱ なしだし、帰りは弾きっぱなし歌いっぱなしで、疲れんかなぁ。船は一日6回 以上運行していてほとんど休憩無いんだけど。

と言ってる間に船は到着。一旦ホテルに戻る。ホテルに戻ると急に天候が怪し くなる。あっという間に嵐のような風。ワカティプ湖も白波が立つほど。対岸 の山も雲に覆われて見えなくなる。いやぁ、後の時間のツアーにしてなくてよ かった。仕方が無いのでホテルでうだうだしてると、天候が回復してくる。あ ら?、対岸の山の頂上の雪のラインが下がってきてないか?11月後半になると どんどん寒くなるのねって、こっちは南半球だから違いますがね。この辺りは 稚内と同じ緯度なので、ゴールデンウィークに北海道で大雪にあったってのと 同じか。

天候が回復してきたので街へみやげ物の物色へ出かける。明日は昼前に移動だ から、ここで買えるものを買っておくことにする。ジャムや蜂蜜、石鹸などの 小物を幾つか購入。夕方になったので、ついでに夕食も。昨日も行ったビアホ ールで、美味しそうなメニュがあったので、今夜も同じ店で夕食。いただきま す。

Speight's ALE House
Plains Pasta、Shearer's Shanks(子羊のすね肉&サラダ(ベジタブルと選択))
パスタは昨日と同じだった…。すね肉は骨離れがよく柔らかく、程よい羊肉の癖があり非常に美味。ボリュームも満点。ビールと良くあう。美味しい。

ご馳走様でした。美味しかった。満腹満腹。昨日のブドウが残ってるので、今 日はスーパーマーケットには寄らずにホテルへ。明日の移動にあわせて、荷造 りをして、今日も早めに寝ることにする。お休み、ぐぅ。

2004年11月25日(木)
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これまでの突っ込み

羊の体臭って結構ありませんでしたっけ?
多々物→建物ですね。

Posted by みぃ : 2004年12月31日 17:34

あ、ほんとだ。

Posted by みゃ : 2004年12月31日 21:21

関西人なので突っ込んでもらってなんぼです。




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