NZの森(6) ルートバーントラック
目覚ましで起床。カップスープとキウイの朝ごはん。キウイが甘くて美味しい。さ っさと荷造りをして、山用の服装に着替え出発準備完了。7:45分にはロビーで待て とのことなので待っているが、なかなかピックアップに来ない。
日本人の団体さん
が3つ位出発しても来ない。8:10ころようやく迎えのねーちゃんが到着。今日は9名
だそうで、後一軒ピックアップにまわって出発。イギリス人5名とスウェーデン人
2人、日本人2人。ガイドのねーちゃん(Everin)の英語は聞き取りやすい上に、北海
道で暮らしたことがあるそーで、日本語も結構達者。気楽である。一行10名ライト
バンでグレノーキーを目指す。このねーちゃんの運転は昨日にまして荒い。ガンガ
ンとぶっ飛ばす。ワカティプ湖の湖畔を1時間ほどでグレノーキー到着。ここでモー
ニングティーとケーキ。ケーキが大きくて甘い。高杉の比ではない。これから長時
間歩くことを考えて、無理に全部食べる。ガイドのねーちゃんが後でやって来て、
半分位食べたところでテイクアウト。そうかそーいう手もあるのか。胃が重いぞぉ。
モーニングティーを終えて出発地点へむかう。ここからはDart River沿いのダート
道を30分。両側に牧場が広がって、羊、牛、馬、リャマがいる。羊は無数にいる。
どーして親羊は尻尾が短いのに、子羊は尻尾が長いんだろう。最後は国立公園にな
って牧場は無くなる。かわりに沢山の小さな滝が見える。そうこうしてるうちに、
駐車場到着。ここで、昼食のサンドイッチとスナックが入った紙袋をもらう。つい
でに日本語の地図を借りる。今回はスウェーデン人が若者、イギリス人が年配。遅
くても良いから自分のペースで歩くようにとのこと。さぁ出発。
エンカウンタのコースには4つのつり橋があるとのこと、そこで他の人を待ったら どう?との提案。みんなで最初のつり橋を渡って歩き始める。天気予報では雨のち 晴れだったが、スタート時点では曇り。一日天気が持てばいいけど。
コースはルートバーンリバー沿いのブナ原生林の中の道。川へ落ち込む沢山の滝
、美しい淵、豪快な瀬を眺めながらトレッキング。ブナの原生林らしく巨木もあ
れば倒木から出たての小さな芽もあって生きている森を感じる。ブナの幹も地面
も岩もふかふかの苔と地衣類がびっしりで雨が多いのがわかる。早春の割にはほ
とんど花が咲いていないのは不思議。その代わり多数の種類の苔がかわいい。羊
歯類も多く、ゼンマイやワラビに似たもの、コゴミのようなものもある。NZでも
羊歯の芽は食べるらしい。NZ航空のロゴデザインは羊歯の芽だとEverinが日本語
で教えてくれた。つり橋を渡って進んでいく。コース沿いに小さな滝があって、
しぶきを浴びる。楽しい。コースは緩やかなのぼりが中心。今回相方は
ストックを導入。ストックがあるとバランスとタイミングがとりやすい
らしく緩い登りでは置いていかれそうになる。う〜む。次のトレッキングまでに
ストック買うかね。スウェーデンチームがトップを独走、我々とイギリス人カッ
プルがその後を抜きつ抜かれつ。といってもお互い写真取りまくっているだけな
んだけど。幸い天気が回復してきて暑いほどの日が差してきた。晴れたブナの森
はまた美しい。ガイドのEverinが最後尾から先頭まで移動して気を配っている。
沢山の荷物をもって大変な仕事である。
山の中を歩いていると不思議に時間を感じない。ルートバーンリバーを渡るつり
橋を越えると、川沿いが草原になっている。別のチームが草原の中を歩いている。
Everinによると、このチームは帰りに草原のコースを使うらしい。気づくとルート
バーンフォールとの分岐点。そのまま進んでルートバーンフラットへ到着。チキ
ンサンドイッチの昼食。昼食を食べていると急に曇りだして小雨が。Everin曰く
天候があまりよくないのと時間があまり無いのでルートバーン滝はちょっと無理
じゃないかとのこと。しかし、せっかくだから行けるとこまで、というと、30分
で行けるとこまで行って、戻ってくるようにとの指示。は〜い。いってきまーす。
ルートバーンフォールへの分岐点まで戻って、滝への道へ。ここからは急な登り 坂。結構足腰にこたえる。でも、相方をぶっちぎってちょっと自信を取り戻す。 急なのぼりがひと段落すると、遠くにルートバーン滝が見える。この時間では ちょっと無理だな。少し緩くなった登りを歩いてゆくといきなり視界が開ける。 1994年に起こった大崩落で山の斜面が削り取られた跡らしい。後でEverinから、 コースも削り取られてなくなったのだと聞いた。その先でタイムアップ。崩落 跡から滝とルートバーンフラットを眺めて下山へ。下山してるとEverinが追いつ いてくる。スウェーデンチームは滝まで行ったかなぁ?確認のためさらに登って 行くのと分かれて我々は下山。分岐点まで戻ってくるとEverinが追いついてくる どんな体力してるんや。
ここからは草原のコース。ルートバーンリバーの水は澄んでいて美しい。このあ
たりは魚もいないそうである。Dart River辺りだと鮭鱒が釣れるらしい。草原の
道からフラットを振り返ると雪山と草原と小川という写真のような風景。遠くに
ルートバーン滝と大崩落跡が見える。距離的にちょっと厳しかったかな。緩やか
な下りで気持ちの良いトレッキング。下りはハイカットの登山靴の威力はすばら
しい。膝に疲労がたまらないのが嬉しい。1時間ほど歩くと、イギリス人チームの
最後尾に追いつく。追いついたので安心して、再び写真をとりまくりながら歩く。
途中、もらったスナック(重いケーキ)でティータイム。う〜む二人で一個さえ食べら れない…。持って上がったお茶を飲み干して、湧き水を汲む。ここの水はとても 美味しい。
3種類のブナの種類のガイドをうける。走行しているとスウェーデンチームが追い
ついてくる。45分で滝まで行ったそうだ。体力あるなぁ。あっという間に追い抜
かれる。個人ウォークの人が走って下りてゆく…。でものんびりと下山。あっと
いうまに駐車場へたどり着く。ゴール。気持ちの良いトレッキングだった。これ
くらいならルートバーントラック走破もいいなぁ。また歩きたいコースである。
駐車場で着替えて写真を撮って帰途へ。帰りはグレノーキーには寄らず直接クイ ーンズタウンへ。途中牧場で子羊をちょっと見学しただけ。往路に増して荒い運 転。1:30程でクイーンズタウン到着。ホテル前まで送ってくれて、最後にパンフ レットとアンケートをもらってバイバイ。エキサイティングな一日を有難う。
部屋に戻って山用の服装を解く。気持ちの良い疲労。明日はフリーなので予定を 相談。今日これだけ疲れてたら、ワインツアーに行って飲んだ瞬間寝そうなこと 今日見た子羊がかわいかったことから、明日は牧場見学ツアーに参加することに。
沢山歩くとおなかがペコペコになる。再び夕食の戦略会議。昨日行ったビアホー ルが、Entreeサイズのメニュを沢山そろえてたことと、コクのあるビールが美味 しかったので、今日もチャレンジ。今日は沢山食べるぞぉ! まずはReal Jurneys の事務所へ行って明日の牧場見学ツアーの申し込み。12:00のコースを予約完了。
さぁ晩ご飯だぁ。
ご馳走様でした。満足満足。明日の朝ごはんどうしようか。今日のランチについ てきたオレンジがある。オレンジとカップスープじゃちょっと寂しいので、また またスーパーへ。ブドウをゲット。1kg位ある。明日も明後日もあるなきっと。 受け狙いのお土産用にSpeight'sの缶ビール6本もゲット。帰国日の夜に会うメン バに配る予定。満腹のお腹をさすりながらホテルへ戻る。風呂に浸かって足の疲 れを取るのもそこそこに、墜落睡眠。お休みぐぅ。
【写真は、クリックすると少し大きな画像が表示されます。落書きは大きくなりません。】

エンカウンタのコースには4つのつり橋があるとのこと、そこで他の人を待ったら どう?との提案。みんなで最初のつり橋を渡って歩き始める。天気予報では雨のち 晴れだったが、スタート時点では曇り。一日天気が持てばいいけど。


ルートバーンフォールへの分岐点まで戻って、滝への道へ。ここからは急な登り 坂。結構足腰にこたえる。でも、相方をぶっちぎってちょっと自信を取り戻す。 急なのぼりがひと段落すると、遠くにルートバーン滝が見える。この時間では ちょっと無理だな。少し緩くなった登りを歩いてゆくといきなり視界が開ける。 1994年に起こった大崩落で山の斜面が削り取られた跡らしい。後でEverinから、 コースも削り取られてなくなったのだと聞いた。その先でタイムアップ。崩落 跡から滝とルートバーンフラットを眺めて下山へ。下山してるとEverinが追いつ いてくる。スウェーデンチームは滝まで行ったかなぁ?確認のためさらに登って 行くのと分かれて我々は下山。分岐点まで戻ってくるとEverinが追いついてくる どんな体力してるんや。

途中、もらったスナック(重いケーキ)でティータイム。う〜む二人で一個さえ食べら れない…。持って上がったお茶を飲み干して、湧き水を汲む。ここの水はとても 美味しい。

駐車場で着替えて写真を撮って帰途へ。帰りはグレノーキーには寄らず直接クイ ーンズタウンへ。途中牧場で子羊をちょっと見学しただけ。往路に増して荒い運 転。1:30程でクイーンズタウン到着。ホテル前まで送ってくれて、最後にパンフ レットとアンケートをもらってバイバイ。エキサイティングな一日を有難う。
部屋に戻って山用の服装を解く。気持ちの良い疲労。明日はフリーなので予定を 相談。今日これだけ疲れてたら、ワインツアーに行って飲んだ瞬間寝そうなこと 今日見た子羊がかわいかったことから、明日は牧場見学ツアーに参加することに。
沢山歩くとおなかがペコペコになる。再び夕食の戦略会議。昨日行ったビアホー ルが、Entreeサイズのメニュを沢山そろえてたことと、コクのあるビールが美味 しかったので、今日もチャレンジ。今日は沢山食べるぞぉ! まずはReal Jurneys の事務所へ行って明日の牧場見学ツアーの申し込み。12:00のコースを予約完了。
さぁ晩ご飯だぁ。
Speight's ALE House
Plains Pasta、Highland Lamb
パスタはキノコのクリームソースのフェットチーニ。熱々で美味しいが、お腹にたまる。ラムはサラダ仕立てで薄切りの焼肉状のもの。美味美味。
Plains Pasta、Highland Lamb
パスタはキノコのクリームソースのフェットチーニ。熱々で美味しいが、お腹にたまる。ラムはサラダ仕立てで薄切りの焼肉状のもの。美味美味。
ご馳走様でした。満足満足。明日の朝ごはんどうしようか。今日のランチについ てきたオレンジがある。オレンジとカップスープじゃちょっと寂しいので、また またスーパーへ。ブドウをゲット。1kg位ある。明日も明後日もあるなきっと。 受け狙いのお土産用にSpeight'sの缶ビール6本もゲット。帰国日の夜に会うメン バに配る予定。満腹のお腹をさすりながらホテルへ戻る。風呂に浸かって足の疲 れを取るのもそこそこに、墜落睡眠。お休みぐぅ。
2004年11月24日(水)
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これまでの突っ込み
あ、ここでお土産が購入されたのね。貰った翌日にありがたく頂きました。
彼らとの違いはやはり食う量の違いではないかと。
効率の良い民族てのも良し悪しですかねぇ。
Posted by みぃ : 2004年12月18日 21:02