てくてく八幡平(1日目)

飛行機の出発がお昼なので、日頃よりゆっくり目に起きる。簡単な朝食と最後の 荷物確認をして出発。バスで空港へ向かう。通いなれたいつものコースなので寝 ているうちに空港到着、チェックイン完了。空港内をうろうろして店を見て回る が、琴線に触れるようなところは見つからず。いつものように蓬莱で早い目の昼食。
551蓬莱 お粥セット
白粥(上湯粥、揚げた春巻きの皮、搾菜、梅干)、肉焼売(大1、小2)、サラダ。
11時までは朝食メニューらしい。5分後は通常メニューになった。
ご馳走様。少し早いが手荷物検査へ。前回はストックの先をチェックされたらし いが、今回はそんなこともなくあっさりと通過。ラウンジで時間つぶし。昼間か ら飲んだくれるわけにもいかず(この後うんてんだしぃ)、パズルをしながらうだ うだすごす。そうこうしているうちに搭乗の案内。東京行きと違って端の方の ゲートからの搭乗。ラウンジからゆっくり歩いていったら、ほとんど最後の搭乗 になってしまった。荷物を棚に上げてベルトを締めて、とやってるうちに飛行機 は動き出す。朝とは違って滑走路がすいているのであっという間に離陸。飛ぶと 寝るの法則(そんなの知らない?いつもは飛ぶ前から寝てるけど)で、上昇が終わ るころには夢の中へ。

目覚めると降下を開始している。窓から見える平野がやけに黄色いのは何だろ う、と思っていると、なんと一面の稲穂。そうか、米どころで実りの秋だ。どん どん降下して、小さい滑走路に無事着陸。着陸中に見えたコンビニみたいな建物 (って失礼か、コンビニに??)がターミナルなんだろうなぁ。なんて思ってたら飛 行機はUターンして滑走路を戻ってゆく?? そうか、誘導路なんてないのね。どう せ次の飛行機は何時間も先だし。やはり先ほど見えた建物へ。横におもちゃのよ うな管制塔も見える。何かほほえましい空港である。手荷物だけなので、飛行機 から降りてすぐに出口へ。出口前のレンタカー窓口で手続き。空港周辺の地図を もらって最後に給油するガソリンスタンドを確認。

さぁ出発。車はホンダの フィット。いわゆる無段階変速。エンジンブレーキが効きにくいが、変速ショッ クがなくて街乗りでは快適。ETCも装備されていたが、カードを入れても何故か 認識されず。まぁ仕方がないか…等といいつつ、空港からバイパスへ出ると、周 囲に何にもなくなる。第一の目的地は道の駅比内だが、こんな寂しい道沿いにあ るのかね。と思いながらもどんどん走っていくと本道との交差点近く、周囲に建 物が増えてきたあたりで発見、入ってみる。

ここは比内地鶏で有名なところで、店内半分は比内地鶏関連商品。比内地鶏の冷 凍ガラ等も売っている。残りの半分は地元の農産物の直売店。だだ茶豆が大きな 一袋で200円で売ってたり、比内地鶏の卵が売ってたり、なかなか面白い。平日 の昼間なのにそこそこ人が入っている。帰りに寄れれば何か買って帰ろうという ことで、おやつに比内地鶏プリンを購入しただけ。車の中でおやつ。再びETC カードを試してみたらなんと認識。炎天下で本体が熱暴走してたのね。

ここから 国道へ。下道で八幡平西側へ行くか、高速で八幡平東側へ行くか、2通りのアプ ローチがあるが、ETCも使えることだし行きは高速で。高速までの国道が結構混 雑してちょっとイライラ。ようやく大館インターから高速へ。高速道路は車もま ばらでかなり快適にクルージング。すぐに松尾八幡平インターに到着。ここから アスピーテラインで八幡平を目指す、のだが、ここで14時。これから八幡平まで 行って。トレッキングをするのは時間的にちょっと厳しい。なら、ゆっくりと行 こうかということで、アスピーテ入り口のビジターセンタへ寄り道。松川温泉周 辺地図と八幡平のバス時刻表をゲット。お土産物屋も物色するが、何も買わず。 ゆっくり時間をつぶして今回の宿、松川温泉へ向かう。山道では無段階変速だと エンジンブレーキが効かないので手動で下のギア(?)に落とす。しかしそれでも ワンテンポ効きが遅れる気がする。まぁ慣れれば何とかなるかな。なんていいな がら山道をがんがん走ってゆくとすぐに松川温泉に到着。15時過ぎ。

今夜の宿は 松川温泉の一番奥の峡雲荘。地熱発電所の隣である。工事をしているというのは 嘘ではなく、のこぎりの音が響いていた。まぁ、お風呂に入れれば問題ないから。 チェックインをして、早速お風呂へ。やっぱり露天へ。強い硫黄の香りの真っ白 に白濁したお湯。本当に白い。湯船の底に湯の花が堆積している。これはすご い。露天からは結構近くに地熱発電所が見え、雲かと思うような湯気を上げてい る。使ったり涼んだししながらぼぉ〜としているとストレスってなに?と思えて くる。ふぅ、極楽極楽。

風呂から上がって、部屋でうだうだと明日の計画(って今立ててるんかい)。車で 茶臼岳まで行く、そこでバスに乗って八幡平山頂へ、そこから茶臼岳へ歩く、っ てルートがよさそう。それに間に合うように宿を出ようということに決定。など とうだうだしているうちに部屋で夕食。おなかすいた。いただきます。
ほろほろ鳥の陶板焼き(シメジ、えのきだけ、玉葱、人参、糸蒟蒻)、山女の塩焼 き+ピーナッツの味噌漬け紫蘇巻き、ハマチと大根の煮付け、蕗とこんにゃくと ハマチの煮物、もずく酢(じゅんさい、食用菊)、刺身(マグロ、ハマチ)、行者大 蒜の煮びたし、山葵菜の醤油漬け、ご飯、味噌汁(豆腐、白菜)、漬物 (生姜甘酢 づけ、白菜のピリから、沢庵)、フルーツ(オレンジ、ブドウ)
山の中の温泉で海の魚を出さんでも…と思うが、山川の幸だけじゃ文句を言う客 がいるんだろうなぁ。行者大蒜や山葵菜が山の宿らしい。量は温泉宿にしては少 なめだがこれで十分。ご飯までたどりつける量である。
ご馳走様でした。満腹満腹。お膳を下げてお布団を引いてくれる。給仕のおねぇ さんのアドバイスに従って、フロントで明日の昼食のおにぎりを注文。これで用 意は万全。さて、腹ごなしにお風呂に入るかね。

やっぱり露天へはいって、ぼぉ 〜とする。月明かりがまぶしいから、明日は晴れるかなぁ。それにしてもよく温 まるお湯である。露天を吹く川風は冷たいけれど、なかなか体が冷めない。部屋 へ戻って布団の中でうだうだしていると、眠気が襲ってくる。ほぼ墜落睡眠。お やすみ、ぐぅ。

2005年09月16日(金)
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これまでの突っ込み

関西人なので突っ込んでもらってなんぼです。




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