ご冥福をお祈りします - 2009/06/28

f09.jpg 先月末に亡くなった栗本薫さん(中島梓さん)。
愛読していた作家さんのご逝去は、ここでも何回か書きましたが、 じわじわと感慨深いものがあったのは、現在進行形で読み続けていたからかなぁ。

私が好きだったのは、 グインは辺境編と陰謀編で(つまり本当に最初の方)、 伊集院さんは絃の聖域で(つまり一冊目…)、 そしてマイベストはと言うと、 魔界でもなく(新・魔界はなかったことにするしかないですね…)、 続きは?と言い続けた多くのシリーズのどれでもなく、 「時の石」に収録の「黴」だったりします。 最新刊まで買い続けていたとはいえ、よい読者じゃぁなかったよな。 でも、間違いなく中学高校の頃の「好きな作家さん」の一人でした。

グイン・サーガは、100巻で終わらなかった時から完結は諦めるべきだと思っていたけれど、 今月出た新刊は、「ここまで来たのになー」と思う内容でした。 あと3冊、それで絶筆。3冊…、うーん、何か話が進むとは思えない。

ご冥福をお祈りします。
ちなみに、夏コミ参加だそうですね?最後まで彼女らしい…。


追伸>
今月頭から、毎週月曜〜金曜で関東にいます。
客先の残業規制もなんのその、平均退社時刻23時、とかいう生活をしていますが、元気です。
8月末までの予定なので、もう少し落ち着いたら呑みに行きましょう。>関東な方

Posted by kuroneko : 2009年6月28日 21:00
« マスク着用令 | このBlogのトップへ | 遺作 »

いただいたコメント

栗本さんの件はほんとに残念です。高校の頃から同じく読んでいて100巻越えたとこで完結は無理だろうとは私もおもってましたし、ここ最近の巻をみているとほんとに話が面白くなってきていただけに残念でなりません。

お仕事で関東にいらっしゃるとのこと。ぜひぜひ一段落ついたら連絡くださいませ、呑みにまいりましょう。

Posted by くれは : 2009年6月29日 01:56

栗本さん、本当に残念でしたよね。
確かに100巻で完結しなかった時点で諦めましたが、それでも、あの若さでと思うと残念です。80歳くらいまでは行くかと根拠もなく思ってたので。
そして確かに、あの展開であと3冊は悔しい。面白くなってきたのになぁ。夏コミは新刊を買いに行くつもりです。

追伸返信:落ち着いたら是非、お誘いください〜。暑気払いいたしましょう。

Posted by felix : 2009年6月29日 22:48

コメントしていただけると、くろねこが喜びます。




保存しますか?